連休後半は、山へ。もともと八ツを縦走するつもりだったが、低気圧が通過するということで、予定を変更して、唐松・五竜に行くことにした。
5月4日、南小谷行きあずさで白馬まで、八方は、花ざかり。蕎麦を食べようとはいった店が、以前とは変わっていて、おっひょこりという郷土料理屋になっていた。ゴンドラ駅近くのドイツ風のレストランのテラスで、ビア&ティータイムをとったあと、ゴンドラで、八方池山荘まで。黒菱は、春スキーの真っ盛り。八方池山荘、夕方から雨のち雪、強風。TVのニュースで、白馬の遭難のニュースを見る。4日は、春と冬が入り混じった天候だった。
5日、雨と風が強い。しばらく様子を見ようということにする。小屋の朝食を取り終えたころには、風雨が収まる。とりあえず唐松小屋まで登ることにした。ざくざくの雪。陽がさせば暑いくらい。高度を上げるに従って風が強くなり、歩くのが難しいほどの風が吹くこともあった。稜線近くからは、まるで岩や木が、プラスチックでコーティングしたように凍っている。昨夜は、みぞれが大量に降った様子。予定を変更して、唐松岳に登ったあと、下山することにした。八方池あたりまで下ってくると、天候は回復。しかし、めまぐるしく変わる。リフト・ゴンドラを乗り継いで、白馬の駅までつくと、半袖でもいいような陽気。
帰りの電車の予約を変更したら、リゾートビューふるさという全席指定の快速があるという。シートの間隔も広く、快適な車内。アイスクリームをトレイに乗せて売りにきてくれる。もちろんお買い上げ。
たった2日の山行だったが、ずいぶん長い間、旅をしていた不思議な感覚がした。
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