台北から中華航空の直行便でペナン着。午後、タクシーを時間借して、街をうろつく。華僑が人口を半数以上占めるとのことで、街にはあちこちにお寺がある。それに、小乗系のお寺、もちろんイスラムのモスク、ヒンズー寺院もあり、様々な文化が入り混じっている。それも、これも英国のなせる技だとか。また、当地の華人は、台湾以上に古い文化を継承している気がする。もちろん古い文化は辺縁に残るのは、あたりまえのことだが。13の地域に分かれていて、そのうち9つはスルタンがいて、そのスルタンの一人が五年交代で国王になり、他の4つの地域の知事(Governor)を選ぶとか。 しかし興味深い国だ。
ワインの酸化防止剤、亜硫酸は、広口の容器で飛ぶという。そのメカニズムをちょっと調べてみた。
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亜硫酸は果汁中にSO2あるいはイオンの形で溶けている遊離亜硫酸と,糖などのカルボニル基に結合した結合亜硫酸とがある.ワインの変質を防ぐためには遊離亜硫酸が十分な量存在することが必要である.
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水溶液中での平衡は以下のようなものであると考えられている
SO2 + H2O <-> H+ + HSO3-
この H+ が、強い還元作用をもつということです。 SO2の形でワインに溶けている場合を考えると、空気にふれさせて酸化を促進するということになると思われる。
で、容器に移すと、SO2が飛ばすということで、亜硫酸ガスが抜けるということなんですかねぇ。 と同時に、右側のH+は酸化されてH2Oになるんでしょうね。で、残ったHSO3- ってどうなるのでしょうかねぇ。