2025-7-3~4
富岡製糸場。世界遺産とやらに登録されて11年。ほとぼりがさめたであろと訪問。
フランスからの技術導入により、モデル・プラントとして建設されたものと理解。プラント建設とともに、教育機関としても位置付けられていた様子。
木造レンガ造りの大規模な工場が、昭和62年まで操業をし、今も、その姿をとどめている。
明治の手動・蒸気機関時代、大正〜昭和の電動化・機械化時代、戦後の自動化・大量生産時代、…という三段階を経て、日本の近代製糸技術を牽引したとのこと。
今も残っているのは、日産製の自動製糸ライン!
産業政策の重要性、建屋、機械類とともに、作業者教育重要性、木造レンガ造りの建物の耐久性。など、非常に興味深かった。
岩船風穴という天然の冷蔵倉庫に、蚕の卵を保管することによって、年間を通じて繭の生産が可能になったというイノベーションがあったという話もまた興味深かった。

































