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eTax

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四苦八苦して、eTax で確定申告を提出しました。結論から言うと、今のシステムでは、プリンタでプリントアウトして郵送するのが正解。取得した住民基本台帳カードをつかって、eTaX のシステムを使うのに、初期設定やら登録やらをやらないといけなくて、結局、送るのはXMLライクなXTXというファイルだけ。
eTax のシステムにはログインもできて、データがちゃんと受信されたかどうかが確認できる仕組みになっている。eTaxソフトというのもダウンロードできて、申請書の作成などができる様子だが。今回は、送信したデータの確認だけに利用。このソフト、機能的には、結構なボリュームがある。
ウェブは、Java が使われ、xml ライクなフォーマットを使い、随所で pdf が現れるなど、ソフト的には現代風。しかし、この eTax そうとうコンピュータ・リテラシの高い人でないと使いこなせなさそう。
ということで、プリントアウトして郵送する手間を省くために、家人に区役所へ行ってもらい、自分自身も区役所へ行き、2晩ソフトのインストールやデータ入力に格闘するはめになってしまった。

この写真,不思議ですか?自然ですか?

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/TOPCOL/20080304/148361/
「で,この写真なんですけどね,どうです?」
「うむ?ん?あれっ?」
「不思議な写真でしょ。でも,これを自然に感じる人もかなりいるんですよ」
ということなんですが、これを自然に感じるほうが、自然なんじゃないのかなぁ。ヒトの視野角は、限られていて、普段、認識している世界というのは、それを脳内でつぎはぎしているのはご存知の通り。この記事にあるように、一眼レフで、背景がぼけるというのを自然と考えるのは、レンズとフィルムあるいはイメージセンサを使った写真技術を通じて、3次元の立体画像を平面に写像する技術が未熟なるがゆえに、その未熟さを、自然と感じませんか?という論旨です。
黒澤明は、パンフォーカスを多用したとかいう話ですが、さすがに、黒澤。パンフォーカスこそ、人にとって自然だというのが、黒澤の世界。ボケが美しいというのは、あくまで写真の世界であって、花なら花を見て、背景がボケているという世界ってのは、普通の視覚認識じゃないですよね。背景も含めて、きっちりとフォーカスがあっているというより、フォーカスをあわせた画像をつなぎ合わせて、外界を認識しているのがヒト。
他でも、いわゆる写真愛好家が、いいと評価する背景が、「美しく」ボケた写真より、パンフォーカスの写真の方が、普通の人はいいと思う。それは、当たり前の感覚で、背景がボケた写真は失敗作とみなされる方が、普通じゃないかと思います。
今、ちょっとこだわっている歪曲は、やっぱり、だめ。ヒトは、直線をちゃんと直線と認識しています。アフィン変換の世界です。これは、ほんとにすごいことじゃないかと・・・・。
ま、こんな論議は、もうすでに、長年、論議しつくされていると思いますが、いまさらながら、この記事を読んで、???と思った次第。じゃ、お前は、どんな写真を撮ろうとしているのかというのは聞かないでください。写真再入門中です。記憶形状、記憶色。色即是空、空即是色。
考察は続く・・・・。

長崎空港近く

長崎空港からの帰り、すこし時間があったので、大村の旧楠本正隆屋敷へ。明治3年築とのこと。物心ついたときには、まだ、現役だった「かまど」。木の燃える香りとともに、羽釜で炊いたご飯の味がかすかに思い出される。
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少し離れた道の駅の野菜売り場。野菜の色に、おもわずうっとり。
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DP1

DP1が発売になり、帰りがけに、さっそく、少しだけいじってみました。うーん、ちょっと私には、合わない感じ。ついでに、GRDも、比較のために、いじってみましたが、GRDの方がなじみます。GX100になれてるせいでしょうか。
ついでに、田中長徳さんの「GRデジタル ワークショップ2」を買ってきました。この手の本って、読むと影響されますねぇ。
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