「一度も、登らぬバカ、二度登る馬鹿」と、よく言われる富士山へ。これは、確かによく言ったもの。午前2時に、河口口湖五合目から歩き始める。七合目あたりで、日の出。一部、溶岩が露出した砂礫の道。赤茶けた地肌が印象的。そうだ赤富士だ。山小屋は、強風対策のためか要塞のよう。頂上直下は、登山者で自然渋滞。下りは、砂地の道を快適に下山。ほこりの多いのが難点。結論は、最初の一言につきる。
Photo
「Hill walking」カテゴリーアーカイブ
北アルプス表銀座 燕・大天井・槍 2008年7月19日から21日
例年この時期は、仕事のため山へ入れなかったが、ことしはOK。久しく、梅雨明けの北アルプスへは行ってないので、温故知新の表銀座へ。槍は、北鎌、西鎌から登っているが、東鎌は初めて。合戦尾根は、いつ登っても、急登。合戦小屋のスイカがうまかった。昔はリンゴだったんだけど。燕山荘の直下には、まだ、雪。今年は、雪が多い。大天井までの稜線を、ウトウトしながら縦走。コマクサが群生している。昔は、こんなに多くなかった記憶が。あと、稜線にダケカンバの小さな木が。気候の変化の性かな。翌日は、雲後小雨。途中で虹を見た。めずらしい。先着順の槍の肩のテン場を確保。槍の穂に登ったが何もみえず。槍の頂上は、ずいぶん小さくなった気がする。翌朝は、快晴。富士や南も見える。残雪の残った槍沢を気持ちよくくだって、歩きなれた横尾・徳沢・明神・上高地へ。帰りのバスを待つ時間に、温泉でさっぱり。いやぁ、さすがに表銀座という名にはじない、いいコース。
Photo
出羽三山 2008年7月12日から13日
昨年は、台風の余波で登れなかった月山。ことしこそはということで、再度、チャンレンジ。羽黒山は、ことしも雨。月山への登り始めは、ガスの中。山頂につくころには霧も晴れ、沈む夕日と昇る朝日の両方が見られた。下りのあちこちには、残雪が。さすがに、夏スキーのメッカ。道は、かなりよく整備されている。いろんな花を楽しみ湯殿山まで。まだまだ現役の信仰の山だった。
Photo
旭川・大雪山・富良野・美瑛 2008年6月13日から15日
初めての北海道。旭川に入って、まず、お決まりの旭山動物園へ。昼食は、旭川ラーメン。北鎮記念館を見学して、層雲峡へ。
翌日、ロープウェイとリフトを乗りついで、黒岳7合目へ。曇り。黒岳頂上までは、半分程度、道は雪の下。黒岳から北海岳へ向う。北海沢も、まだまだ雪の下。北海岳頂上につくと、霰が降り出してきた。早々に退散。黒岳を経て、層雲峡に戻る。
翌朝、15日。快晴。今日は、富良野、美瑛の観光。ファーム富田、佐々木ファームへ。ラベンダーには、まだ、早かったけど、北欧を思い出すさわやかな天気の中、花を楽しむ。昼は、富良野の唯我独尊というところのソーセージ・カレー。その後、美瑛周辺をドライブ。美瑛でお茶。前田真三の写真ギャラリー拓真館をのぞいて、空港へ。
花のシーズンには、ちょっと早かったし、大雪山も中途半端に終わったけど、北海道・旭川周辺を満喫した3日間でした。
Photo
しゃくなげと残雪の谷川岳
しゃくなげと残雪を求めて谷川岳へ。高崎から上越線で水上。バス、ロープウェイで天神平へ。天神平の積雪は、50cmくらい。ちょっと、ひよってリフトで稜線へ。稜線沿いに、登っていくと、頂上直下には、まだ、かなりの残雪。西黒尾根を下る。ところどころ夏道がでていなくて、ルートファインディングが必要。ラクダのコルから下にも、残雪が。ちょっと渋くて、ちょっと消耗した下り。でも、しゃくなげを満喫。
Photo
仙洞寺山 植林
仙洞寺山での植林に参加。フォレスト21「さがみの森」の主催。植林のやり方の説明を受けた後、準備作業。昼食には、トン汁を作っていただいた。その後、いざ植林へ。受け持ち区域は、かなり急な斜面。シカの食害をふせぐためのカバーをかぶせて、無事終了。さて、どんな木に育つってくれることやら。
Photo
八ヶ岳 硫黄岳
日本南岸を低気圧が通過した直後、天候も持ち直すという天気予報の中、稲子湯、しらびそ小屋、本沢温泉、天狗岳を経て、渋の湯を予定して、八ヶ岳へ。
21日朝、小海に到着したときは、雨、タクシーで稲子湯へ入る途中に雪に。稲子湯からしらびそ小屋までは先行パーティのトレースがあったものの無雪期のコースタイムを大幅に超過。しらびそ小屋から本沢温泉までは、先行パーティもなく、スノーシューをつけていても、すねまでのラッセル。無雪期、1.5時間との標識がある行程に3時間を費やした。
夕食時に、夏沢鉱泉から本沢温泉までこられたパーティに聞くと、夏沢鉱泉から11時間ラッセルの連続だったとのこと。無雪期のコースタイムは、登り1時間、下り40分。本沢温泉では、2日間雪が降り続き、積雪量70cmという話であった。
翌日、とりあえず夏沢峠まで登って様子を見ることにし、出発。昨日のつけてもらったトレースのおかげで、2時間半程度で夏沢峠着。峠で、夏沢夫婦二人ずれのパーティに出会う。天狗岳へ行こうとしたが、トレースがなく、硫黄岳へ変更したとのこと。われわれも、硫黄岳へ変更、夏沢鉱泉へ下山ルートを変更。夏沢峠から硫黄岳へは、この朝、先のパーティが初めてで、トレースの消えた中をラッセルしてもらった後を登らせてもらう。感謝、感謝。
硫黄岳の頂上で、快晴のパノラマを堪能。夏沢峠へとってかえし、夏沢鉱泉へ下る。昨日、ラッセルをしてもらっていたおかげで楽々と夏沢鉱泉へ到着。すれ違うパーティの皆さんは、昨日の苦労をしるすべもなく、快晴のポカポカ陽気の中、気持ちようさそうに夏沢峠へ登っていかれる。夏沢鉱泉から、鉱泉への送迎雪上車でラッセルされた林道を下り下山。途中で、雪上車に出会う。
帰りのタクシーの運転手さんによると、今回のような雪を、彼岸雪というのだとか。しらびそ小屋から本沢温泉の間のラッセルで、すこしは貢献したが、どか雪の後のラッセルの厳しさの一端を経験した。二組の先行パーティに、感謝、感謝の山行だった。
Photo
野趣ゆたかな後楽館の夕食
遊歩道を20分歩かないといけない温泉宿、地獄谷温泉後楽館の夕食は、野趣豊かなものだった。
長野電鉄のきっぷ
志賀高原の帰り、湯田中から長野までの電車。除雪のために運休するというのえ、きっぷを買わずに飛び乗って、車掌さんから買ったのがこのきっぷ。いいですね、こういうの。
志賀高原
発達した低気圧がくるという予報の中、志賀高原へスキーへ。午前中、スキーを始めるまではいい天気だったが、スキーを始めたとたん、雪が降り始め、吹雪状態に。宿は、秘湯といわれるふもとの地獄谷温泉だったが、まさしく秘湯。吹雪の中を宿まで歩く。翌日も大雪。帰りがけの上林温泉も雪の中。
RICOH GX100 Photo