Nikon と TAMRON の 10-24mm

焦点域が同じなので、Nikon の10-24mm は、TAMRON のOEMでは?なんて話がありました。レンズ構成を較べてみると、違いました。
Nikon のレンズ構成
2009-04-16_02.gif
TAMRON のレンズ構成
2009-04-16_img_structure.gif

「Nikon と TAMRON の 10-24mm」への2件のフィードバック

  1. 違うと言えばそうかも知れませんが、よく似た構成に見えます。
    コンピュータを使って絞り込むと似て来るのでしょうか。
    10-24mmというのは欲しくなる画角ですね。

  2. 確かに似ていますね。中央のフォーカシングを担当すると思われるレンズ群が、3群6枚構成になっているのと、2群4枚構成になっているのが大きな違いですね。
    大昔、レンズ1枚というめちゃくちゃシンプルな光学系の設計シミュレーションを、プログラミングができる関数電卓(!)でやったことがあります。そんなつたない経験から言うと、レンズの群構成までシミュレーションということはないと思いますので、基本設計は違うものではないでしょうか。
    前玉のエッジ部の処理も違いますね。このあたりもフレアの出方などに影響するのでしょうね。上で設計していた光学系も、シミュレーションをしたわけでは鏡筒まわりの処理にいろいろ工夫がいりました。
    今、16-85mmを、常用レンズにしています。そして、それに加えていろんなシチュエーションのためのレンズを揃えて、システムを組もうというのが狙いです。
    山とか街を散歩しながらの写真が多いので、複数のレンズを持ち歩いたり、頻繁にレンズ交換をしたりは、イヤですので、TAMRON の10-24mm が出た時点で、これならいいかなぁと思いました。ただ、いろんなサイトでのコメントを見ていると、甘いという評価が多かったので、さて、どうするかなぁと考えていたところに、Nikon から純正品の発売となったわけです。
    山の中の巨木など、35mm換算で24mmでも、まだ引きが足りないことがあります。このレンズなら、長い方で35mm換算36mm ですから、つけっぱなしで歩けると思ってます。
    Nikon の製品展開、このところ、かなり気にいってます。安価なAPS-Cの標準単焦点、35mm f1.8 もなかなかよい商品企画ではないでしょうか。

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